理事長の四季の花めぐり(82)〜姫林檎 アイリス フリージア

  • 2019.04.21 Sunday
  • 09:31

 

姫林檎 (ヒメリンゴ )の花
 

  

アイリス  西洋あやめ
アイリスはギリシア神話の虹の神。虹のように多彩な色で咲きます。
    アイリスの四方見張って咲いてゐる  明石洋子
 

  

フリージア  浅黄水仙 (アサギスイセン )
嘉祥苑の駐車場に突然、鮮やかな黄色の花が群生して咲き始めました。
何時、誰が植えてくださったのかわかりません。
最近黄色の花🌼が増えてきたのか? 目につく機会が多いような気がします。気のせいかもしれませんが・・・

 

理事長の四季の花めぐり(81)〜梨の花 牡丹(ボタン)の花

  • 2019.04.21 Sunday
  • 09:20

  

梨の花  梨花( リカ )

梨の花が雪をかぶったように満開です。昨年は一個だけ実がなりましたが、ピンポン玉ぐらいで落下しました。
唐の詩人 白居易による玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋の詩「長恨歌」の100句目「梨花一枝春帯雨」と読み、悲しくむせび泣く楊貴妃の美しさを、春雨に濡れる梨の花になぞられました。
また北宋の蘇軾も、七言絶句「東欄の梨花」で、

雪より白いあの梨の花を思い出すと、短い人生であと何回ぐらい春の季節を迎えることができるか?「人生看得幾清明」

と歌った。
豪華な白い花ですが、悲しく切ない花とも歌われるのですね。
   青天や白き五弁の梨の花  原石鼎
さて今年は果実が何個実ることか?

 

  

牡丹(ボタン)
百花の王、百花の神とも言われ、奈良時代 聖武天皇の頃に渡来しました。
絢爛豪華な花ですが、大きな花弁が落ちる景色は人生の儚さにたとえよく詠われます。
   一辯を仕舞い忘れて夕牡丹  高浜虚子
虚子は牡丹が好き。牡丹は夕べに花弁をたたみ、朝になるとそれを展けるが、日が経つとだんだん花弁が閉まらなくなる。間もなくほろほろと花弁を落とす。この句から花の盛りを過ぎた牡丹の風情が余すところなく伝わってきて余韻が強い(稲畑汀子)
   白牡丹といふといへども紅ほのか  高浜虚子
   白牡丹萼(ガク)をあらわにくずれけり  飯田蛇笏
   花びらをひろげ疲れしおとろへに牡丹重たく萼(ガク)をはなるる  木下利玄
因みに花の直径は18cmでした。花の蕊はよく見るとなにか恐ろしく深い闇のようです。
   閻王の口や牡丹を吐かんとす  与謝蕪村

 

理事長の四季の花めぐり(80)〜バイモ(貝母) ドウダン(満天星)ツツジ アシビ(馬酔木)

  • 2019.04.17 Wednesday
  • 10:54

今回は下を向いて垂れて咲く、地味な花を三種載せました。
 

  

貝母( バイモ )   編笠百合( アミガサユリ )
ユリ科の球根多年草です。新芽が出た柿の木の下にひっそりと咲いていました。
淡緑色で笠状の花が俯き加減に咲き、気品があり、質素で地味で目立たない花です。  
貝母(バイモ)の名前の由来もよくわかりません。
   気楽とは淋しきものよ貝母咲く  小出民子
   貝母咲き庭にやさしさ生まれけり  清水芳子
   やうやくに咲きし貝母はさびしき花  森田峠
 

  

満天星(ドウダン)躑躅    灯台躑躅(トウダイツツジ)
スズランのような真っ白な花が葉に先駆して咲きます。
真っ白な花が株を覆う姿から星夜空を連想したのかもしれませんが、満天星は素敵な夢のある命名ですね。満天星をドウダン と読むのも不思議です。
秋の紅葉も素晴らしい落葉性の花木です。
   天に星地に満天星の花咲けり  折井紀衣
   満天星の花がみな鳴る夢の中  平井照敏
 

  

馬酔木(アセビ)  アシビ  アセボとも言う
万葉集にも10首ほどあり、奈良時代にはすでにありました。
有毒植物で馬が葉を食べると酔っ払った様にフラフラになることから付いた名前らしいです。
奈良公園では鹿がこの葉を食べないため、馬酔木の木が多いと言われています。
10cm程の花序を垂らして白いつぼみ状の花をつけます。
英名はJapanese Andromeda でアンドロメダはギリシャ神話に出るお姫様で、岩にはりつけられているところを英雄ペリセウスに救われます。
花言葉は犠牲、献身、あなたと二人で旅行しましょう です。
    水温む奈良はあせぼの花盛り  原石鼎
    来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり  水原秋桜子
    馬酔木咲き野のしづけさのたぐひなし  水原秋桜子
    時流れ風流れをり花馬酔木  村沢夏風
    父母に便り怠り馬酔木咲く  加倉井秋を

理事長の四季の花めぐり(79)〜桜の花

  • 2019.04.13 Saturday
  • 13:41

お待ちかねの今年の桜の花です🌸

さまざまのことおもひ出す櫻かな  松尾芭蕉
芭蕉の句と知ってから、趣きのある、何か考えさせられる味わい深い句に思えてきました。
過去のいくつかの思い出を振り返ってみると、確かに背景には桜が咲いておりました。 
今年見たいくつかの桜の写真を載せました。
 

 クリニックの玄関のしだれ桜です。
 

 第二嘉祥苑「アコラス」近くの畠田神社に続く桜並木です。 

 

 松阪自動車学校の教習コースにある桜です🚙。

 

 近所の桜です。こんもり、ふっくらと咲き毎年楽しみにしています。
 

  

自宅の桜です。大学入学記念に植えました。60年近く経った老木です。
幹の太さは、周囲ほぼ3mもあります。

理事長の四季の花めぐり(78)〜椿の花

  • 2019.04.09 Tuesday
  • 15:15

      

 

  

椿の花

赤い椿がクリスマスツリーのように咲いてます。
その根元は椿の花弁で、華やかな赤い絨毯のようです。
椿は花ごとポトリと落ちてから、花弁に分かれます。
一方、山茶花は花弁がバラバラになって落花します。
乙女椿は八重薄紅色の可愛らしい花で、花弁が沢山あります。
「落椿」は俳句でも好まれて使われる粋な季語です。
学生の頃、東京の竹芝桟橋から夜行の船で、伊豆大島に椿を見に行きました。
当時、都はるみの「アンコ椿は恋の花」の歌が流行っていました。
  赤い椿白い椿と落ちにけり  河東碧梧桐
  老いながら椿となって踊りけり 三橋鷹女
  咲くほどに冥(くら)くなりゆく椿かな 府川昭子
  花のまま落ちて椿の思案かな 秋山佳子

理事長の四季の花めぐり(77)〜紫花菜、クリスマスローズ、ブルビネラ

  • 2019.04.02 Tuesday
  • 16:57

クリニックの駐車場で見た3種類の花です。

 

紫花菜(ムラサキハナナ)   諸葛菜(ショカツサイ)

淡い紫色の可憐な花ですが、丈夫でよく生育し、ほとんど手がかからなく、野生化しているとのこと。
中国の書物に「諸葛孔明止まるところには兵をして蕪菁(かぶら)を蒔(ま)かしむ」とあり、三国時代の蜀の軍師 諸葛孔明が戦闘の先々でこの種を蒔き、兵士の食糧となるよう栽培し広めたことにより諸葛菜とも言われます。

 

ヘレボルス(Helleborus)  クリスマスローズ(Christmas rose)

駐車場の隣のグループホームの庭にひっそりと咲いているのを偶然見つけた。いつ頃から植えられていたのかもはっきりしない。
花の少ない冬の庭にうつむきかげんに咲くロマンチックな花姿がクリスマスローズの魅力であり、花言葉は「追憶」という。
しかし多くの品種があり、多くはクリスマスの頃でなく春に開花するらしい。
色も色々あるが、葉と同じような落ち着いた薄緑の花は、日本庭園によく馴染む。
花姿は下を向いているので、写真に撮りにくい花です。
   クリスマスローズ叶わぬ恋ひ秘めて  北野碧女
   クリスマスローズ気難しく優しく   後藤比奈夫
 

ブルビネラ( Bulbinella )    キャッツ テール(Cat’s tail  猫の尻尾 )

菜の花のように明るく華やかな黄色の花。
南アフリカ、ニュージーランドを原産とする花であり、日本で見ることができるようになったのは最近とのこと。
猫の尻尾に見えることから、英名はキャッツテールと言われる。
すらっと伸びた様子に気品も感じます。
名前は知恵袋で教えてもらいました。

理事長の四季の花めぐり(76)〜山茱萸の花 桃の花 土筆

  • 2019.03.30 Saturday
  • 10:19

  

    

サンシュユ( 山茱萸 )   ハルコガネバナ( 春黄金花 )

最近まで地味な花と思っていましたが、古希を過ぎた頃から華やかな花に見えてきました。
牧野富太郎が春黄金花とよんだように、花盛りの樹木全体が春の光を浴びて黄金色に照り輝きます。晩秋になると果実が赤く熟するので 秋珊瑚(アキサンゴ)ともいわれます。
名前の読み方も漢字の書き方もなかなか難しいです。
   山茱萸やまばたくたびに花ふえて   森澄雄
 

桃の花

枯れてしまった桃の木の切り株から芽が出て、伸びた枝に桃の花が咲きました。😊💕
元気に大きく育って欲しいです。
 

ツクシ ( 土筆 )

三雲町の田圃の畦で土筆を見つけました。何年ぶりか?
小学校の頃、通学路にある田畑の土手などで、摘んで遊んだことが懐かしいです。
土筆の袴をとって油で揚げて食べた記憶はありますが、味は苦かったような曖昧な記憶です。

理事長の四季の花めぐり(75)〜桜草

  • 2019.03.19 Tuesday
  • 11:36

      

   

桜草 ( primula プリムラ ) ( primrose プリムローゼ )

5月8日 津市の街中で 美しく華やかに桜草の花を店先に飾っているお店を見つけました。
店主にお願いして、写真を撮らせてもらいました。
桜草は最初に春の訪れを伝える花を言われています。
園芸用の品種も多数栽培されています。
花言葉は「青春のはじまりと終わり」であり 若さにまかせた享楽的な生活を比喩して サクラソウの道 ( primrose path )といいます。
  まのあたり天降(あも)りし蝶や桜草    芝不器男
桜草を見ていると、天使が天上から地上に湧いたように、白蝶が桜草の上に止まった。
桜草の上には果てしなく青い空が広がっている……。
桜草のようなやさしく、可憐な花を詠って、これほど広い宇宙感を感じさせる作品も少ない(野澤節子)。
店主によると、このように見事に桜草を咲かせるには結構手間がかかるとのこと。

理事長の四季の花めぐり(74)〜笠松河津桜

  • 2019.03.15 Friday
  • 14:50

  

  

笠松河津桜

松阪市五主町の特別養護老人ホーム 第二吉祥苑の近くにあり、回診時に通ります。
笠松町を流れる1000mの農業水路に沿って約300本の河津桜が今、満開です。
河津桜は早咲きの桜で、長い期間にわたり咲き、花が大きくピンク色🌸が特徴です。
( 観光三重公式サイトより )
春一番と思われる強風の中、花粉症と闘いながら撮影しました。

理事長の四季の花めぐり(73)〜獅子舞

  • 2019.03.09 Saturday
  • 14:57

  

獅子舞   今回は花ではありません。
春の訪れを告げる獅子舞の笛や太鼓の音がどこからとなく聞かれる頃です。
今日は青空のもと、獅子舞の訪問を受けました。
認知症予防のため、お獅子に頭を噛んでもらいました。

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お花が大好きな堀江理事長が、四季の移り変わりのなかで、ふと目にとまったお花や風景などを取り上げ、日常生活で感じたことなども交えてお伝えいたします。

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