Dr.堀江の四季の風だより(136)〜河津桜、桃の花、ヒマラヤユキノシタ、ミモザの花、シクラメン

  • 2022.04.05 Tuesday
  • 09:10

  

 

  

河津桜

3月17日、特別養護老人ホーム「第二吉祥苑」の近くの河津桜を見てきました。

約1.5kmの水路に沿って咲く約360本の桜堤「笠松河津桜ロード」を、今年は初めて、端から端まで歩いてみました。

 

  

 

  

 

  

桃の花

3月3日の雛祭りは「桃の節句🎎」と言われますが、この時期ではまだ桃の蕾は硬く、むしろ梅が盛りの時期で「梅の節句」とも呼ばれているそうです。

昔は「桃の節句」は旧暦の3月3日に行われました。

今年は4月3日が旧暦の3月3日にあたり、この時期になると桃が満開となります。

1枚目の写真はわが家の桃の写真で、枯れた桃の根元より伸びた枝(ひこばえ、蘖)に咲いた桃の花です。2,3,4枚目の写真は近所の鉢植えの見事な桃の花。最後は散歩で見た大きな桃の花木です。

 

  

 

  

 

ヒマラヤユキノシタ

これまで、イワザクラ(岩桜)と思っていましたが、図鑑では別の花でした。

ネットで、「葉はツワブキ(石蕗)に似て、ピンクの花の咲く花」で検索すると一発で「ヒマラヤユキノシタ」と的中しました。

花の名前を探す図鑑がいろいろありますが、なかなか上手く見つけられません。

ネット検索の凄さを体験しました。

 

  

 

  

 

  

 

  

ミモザの花

今年は自宅のミモザが不調でガッカリしていましたが、散歩の途中で見た見事なミモザの大木の花を見て、家人の許可を得て写真を撮ってきました。

3月8日は国際婦人デーであり、この日、イタリアの町では「ミモザの日」としてミモザの花を町中で飾ったり、贈ったりして町が黄色になってしまうほどとのこと(TVで見ました)。

また南フランスでは130kmにわたる「ミモザ街道」Route du Mimosaがあるとのこと。

透明に澄んだ明るい地中海沿岸の雰囲気にピッタリの花ですね。

 

シクラメン

立派なシクラメンをいただき、クリニックの待合室に飾ってあります。

窓越しに日差しが入り、環境がマッチしたのか、素敵な状態でずいぶん長く咲き続けております。

和名は篝火(かがり火)のように見えるところから、植物博士の牧野富太郎がカガリバナ(篝火花)と名付けました。

小椋佳の作詞作曲による「シクラメンのかほり」は一世を風靡しましたが、歌詞の中で「シクラメンほど清(すが)しいものはない」の清しいは口語の辞書(広辞苑)には載っていなく、清々しい(すがすがしい)として載っています。古文では、清々し(く)として使われており、このような文語調風の歌詞が曲の魅力を保っていると思われます。

言葉を巧みにくみあわせ、夢やロマンのある格調高い詩歌を作りあげる才能は羨ましい限りです。

なお古語辞典では、香りは「かほり」でなく「かをり」となっております。

「かほり」は小椋佳の奥さんの「佳穂里(かほり)」に因んだものという話もあります。

(話しがくどくなってすみません)

 

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お花が大好きなDr.堀江が、四季の移り変わりのなかで、ふと目にとまったお花や風景などを取り上げ、日常生活で感じたことなども交えてお伝えいたします。

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