理事長の四季の花めぐり(80)〜バイモ(貝母) ドウダン(満天星)ツツジ アシビ(馬酔木)

  • 2019.04.17 Wednesday
  • 10:54

今回は下を向いて垂れて咲く、地味な花を三種載せました。
 

  

貝母( バイモ )   編笠百合( アミガサユリ )
ユリ科の球根多年草です。新芽が出た柿の木の下にひっそりと咲いていました。
淡緑色で笠状の花が俯き加減に咲き、気品があり、質素で地味で目立たない花です。  
貝母(バイモ)の名前の由来もよくわかりません。
   気楽とは淋しきものよ貝母咲く  小出民子
   貝母咲き庭にやさしさ生まれけり  清水芳子
   やうやくに咲きし貝母はさびしき花  森田峠
 

  

満天星(ドウダン)躑躅    灯台躑躅(トウダイツツジ)
スズランのような真っ白な花が葉に先駆して咲きます。
真っ白な花が株を覆う姿から星夜空を連想したのかもしれませんが、満天星は素敵な夢のある命名ですね。満天星をドウダン と読むのも不思議です。
秋の紅葉も素晴らしい落葉性の花木です。
   天に星地に満天星の花咲けり  折井紀衣
   満天星の花がみな鳴る夢の中  平井照敏
 

  

馬酔木(アセビ)  アシビ  アセボとも言う
万葉集にも10首ほどあり、奈良時代にはすでにありました。
有毒植物で馬が葉を食べると酔っ払った様にフラフラになることから付いた名前らしいです。
奈良公園では鹿がこの葉を食べないため、馬酔木の木が多いと言われています。
10cm程の花序を垂らして白いつぼみ状の花をつけます。
英名はJapanese Andromeda でアンドロメダはギリシャ神話に出るお姫様で、岩にはりつけられているところを英雄ペリセウスに救われます。
花言葉は犠牲、献身、あなたと二人で旅行しましょう です。
    水温む奈良はあせぼの花盛り  原石鼎
    来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり  水原秋桜子
    馬酔木咲き野のしづけさのたぐひなし  水原秋桜子
    時流れ風流れをり花馬酔木  村沢夏風
    父母に便り怠り馬酔木咲く  加倉井秋を

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お花が大好きな堀江理事長が、四季の移り変わりのなかで、ふと目にとまったお花や風景などを取り上げ、日常生活で感じたことなども交えてお伝えいたします。

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