理事長の四季の花めぐり(40)
- 2018.08.26 Sunday
- 09:10
ムラサキシキブ ( 紫式部 )
シソ科の落葉低木。左は6月12日に撮った開花の写真です。右は今の実の状態です。10〜11月になるともっと濃紫となり実もたわわになります。
ムラサキシキミ (紫重実) と言われていましたが、紫式部の名を連想され、このことからムラサキシキブと呼ばれております。シキミは実がたくさんなるという意味とのこと。
紫は古来より高貴な色で、冠位十二階では濃紫が一番偉いとされております。
落葉後も枝に残るので、とても目立ちます。
花言葉は上品、聡明。源氏物語の紫の上は光源氏が最も愛した女性ですね。