理事長の四季の花めぐり(79)〜桜の花

  • 2019.04.13 Saturday
  • 13:41

お待ちかねの今年の桜の花です🌸

さまざまのことおもひ出す櫻かな  松尾芭蕉
芭蕉の句と知ってから、趣きのある、何か考えさせられる味わい深い句に思えてきました。
過去のいくつかの思い出を振り返ってみると、確かに背景には桜が咲いておりました。 
今年見たいくつかの桜の写真を載せました。
 

 クリニックの玄関のしだれ桜です。
 

 第二嘉祥苑「アコラス」近くの畠田神社に続く桜並木です。 

 

 松阪自動車学校の教習コースにある桜です🚙。

 

 近所の桜です。こんもり、ふっくらと咲き毎年楽しみにしています。
 

  

自宅の桜です。大学入学記念に植えました。60年近く経った老木です。
幹の太さは、周囲ほぼ3mもあります。

理事長の四季の花めぐり(78)〜椿の花

  • 2019.04.09 Tuesday
  • 15:15

      

 

  

椿の花

赤い椿がクリスマスツリーのように咲いてます。
その根元は椿の花弁で、華やかな赤い絨毯のようです。
椿は花ごとポトリと落ちてから、花弁に分かれます。
一方、山茶花は花弁がバラバラになって落花します。
乙女椿は八重薄紅色の可愛らしい花で、花弁が沢山あります。
「落椿」は俳句でも好まれて使われる粋な季語です。
学生の頃、東京の竹芝桟橋から夜行の船で、伊豆大島に椿を見に行きました。
当時、都はるみの「アンコ椿は恋の花」の歌が流行っていました。
  赤い椿白い椿と落ちにけり  河東碧梧桐
  老いながら椿となって踊りけり 三橋鷹女
  咲くほどに冥(くら)くなりゆく椿かな 府川昭子
  花のまま落ちて椿の思案かな 秋山佳子

理事長の四季の花めぐり(77)〜紫花菜、クリスマスローズ、ブルビネラ

  • 2019.04.02 Tuesday
  • 16:57

クリニックの駐車場で見た3種類の花です。

 

紫花菜(ムラサキハナナ)   諸葛菜(ショカツサイ)

淡い紫色の可憐な花ですが、丈夫でよく生育し、ほとんど手がかからなく、野生化しているとのこと。
中国の書物に「諸葛孔明止まるところには兵をして蕪菁(かぶら)を蒔(ま)かしむ」とあり、三国時代の蜀の軍師 諸葛孔明が戦闘の先々でこの種を蒔き、兵士の食糧となるよう栽培し広めたことにより諸葛菜とも言われます。

 

ヘレボルス(Helleborus)  クリスマスローズ(Christmas rose)

駐車場の隣のグループホームの庭にひっそりと咲いているのを偶然見つけた。いつ頃から植えられていたのかもはっきりしない。
花の少ない冬の庭にうつむきかげんに咲くロマンチックな花姿がクリスマスローズの魅力であり、花言葉は「追憶」という。
しかし多くの品種があり、多くはクリスマスの頃でなく春に開花するらしい。
色も色々あるが、葉と同じような落ち着いた薄緑の花は、日本庭園によく馴染む。
花姿は下を向いているので、写真に撮りにくい花です。
   クリスマスローズ叶わぬ恋ひ秘めて  北野碧女
   クリスマスローズ気難しく優しく   後藤比奈夫
 

ブルビネラ( Bulbinella )    キャッツ テール(Cat’s tail  猫の尻尾 )

菜の花のように明るく華やかな黄色の花。
南アフリカ、ニュージーランドを原産とする花であり、日本で見ることができるようになったのは最近とのこと。
猫の尻尾に見えることから、英名はキャッツテールと言われる。
すらっと伸びた様子に気品も感じます。
名前は知恵袋で教えてもらいました。

理事長の四季の花めぐり(76)〜山茱萸の花 桃の花 土筆

  • 2019.03.30 Saturday
  • 10:19

  

    

サンシュユ( 山茱萸 )   ハルコガネバナ( 春黄金花 )

最近まで地味な花と思っていましたが、古希を過ぎた頃から華やかな花に見えてきました。
牧野富太郎が春黄金花とよんだように、花盛りの樹木全体が春の光を浴びて黄金色に照り輝きます。晩秋になると果実が赤く熟するので 秋珊瑚(アキサンゴ)ともいわれます。
名前の読み方も漢字の書き方もなかなか難しいです。
   山茱萸やまばたくたびに花ふえて   森澄雄
 

桃の花

枯れてしまった桃の木の切り株から芽が出て、伸びた枝に桃の花が咲きました。😊💕
元気に大きく育って欲しいです。
 

ツクシ ( 土筆 )

三雲町の田圃の畦で土筆を見つけました。何年ぶりか?
小学校の頃、通学路にある田畑の土手などで、摘んで遊んだことが懐かしいです。
土筆の袴をとって油で揚げて食べた記憶はありますが、味は苦かったような曖昧な記憶です。

理事長の四季の花めぐり(75)〜桜草

  • 2019.03.19 Tuesday
  • 11:36

      

   

桜草 ( primula プリムラ ) ( primrose プリムローゼ )

5月8日 津市の街中で 美しく華やかに桜草の花を店先に飾っているお店を見つけました。
店主にお願いして、写真を撮らせてもらいました。
桜草は最初に春の訪れを伝える花を言われています。
園芸用の品種も多数栽培されています。
花言葉は「青春のはじまりと終わり」であり 若さにまかせた享楽的な生活を比喩して サクラソウの道 ( primrose path )といいます。
  まのあたり天降(あも)りし蝶や桜草    芝不器男
桜草を見ていると、天使が天上から地上に湧いたように、白蝶が桜草の上に止まった。
桜草の上には果てしなく青い空が広がっている……。
桜草のようなやさしく、可憐な花を詠って、これほど広い宇宙感を感じさせる作品も少ない(野澤節子)。
店主によると、このように見事に桜草を咲かせるには結構手間がかかるとのこと。

理事長の四季の花めぐり(74)〜笠松河津桜

  • 2019.03.15 Friday
  • 14:50

  

  

笠松河津桜

松阪市五主町の特別養護老人ホーム 第二吉祥苑の近くにあり、回診時に通ります。
笠松町を流れる1000mの農業水路に沿って約300本の河津桜が今、満開です。
河津桜は早咲きの桜で、長い期間にわたり咲き、花が大きくピンク色🌸が特徴です。
( 観光三重公式サイトより )
春一番と思われる強風の中、花粉症と闘いながら撮影しました。

理事長の四季の花めぐり(73)〜獅子舞

  • 2019.03.09 Saturday
  • 14:57

  

獅子舞   今回は花ではありません。
春の訪れを告げる獅子舞の笛や太鼓の音がどこからとなく聞かれる頃です。
今日は青空のもと、獅子舞の訪問を受けました。
認知症予防のため、お獅子に頭を噛んでもらいました。

理事長の四季の花めぐり(72)〜ミツマタ (三椏の花 )

  • 2019.02.27 Wednesday
  • 14:14

    

昨年の秋に落葉後 蜂の巣やシャワーの蛇口のような蕾で冬を越し、ようやく黄色の花が咲き始めました。数年前 阪内町の山で花盛りの三椏を見て、植木屋で苗を買い求めました。
沈丁花の仲間で辺りに爽やかな芳香が漂い、この香りもブログでお届けできればと思います。
枝が3つに分枝し、その先に花が咲くことが三椏の語源と言われています(中の写真)。
うつむくように下を向きながらも、春の訪れを喜んでいるようにも見られます。
朱色のもあり赤花三叉(アカバナミツマタ)と言われます。
樹皮の強度が強くて和紙の原料として知られており、貨幣にも使われています。
万葉集にも柿本人麻呂の男女の別離の歌として三枝(サキクサ)の花名で載っております(1895)。

理事長の四季の花めぐり(71)〜クチナシ ( 梔子 )の果実

  • 2019.02.12 Tuesday
  • 09:24

クチナシ ( 梔子 )の果実

昨年の四季の花めぐり(29)でクチナシの花を紹介しましたが、今回はクチナシの果実です。
堀江クリニックの看板の下で黄色い実を見つけました。
果実が熟しても裂けたり、はじけないことより、口が無いという意味で「口無」となったという説があります。
お正月の栗きんとんの鮮やかな黄金色の着色剤、漢方薬、草木染め染料などに使用されます。

1955年の映画「旅情」女優キャサリン ヘップバーン主演。38歳の独身女性がイタリアを旅行し、美しい水の都ベニスで現地の男性と恋に落ち、燃え上がるが、最後は(理性をとりもどして?)思いとどまり、ベニス駅から汽車にて帰路につきます。その時、クチナシの花束を持った男がプラットホームに駆けつけ、去っていく汽車を追いかけ、女性も窓から手をのばすが、クチナシの花束は渡せず、無情にも汽車はホームを離れていく。涙涙涙😢 
この映画の主題歌 Summer Time in Venice 「ベニスの夏の日」 をラジオで聴き、若かった頃を懐かしく思い出し、この映画をご紹介しました。機会があればご覧ください。

理事長の四季の花めぐり(70)〜ぼけ ( 木瓜 ) の花

  • 2019.02.12 Tuesday
  • 09:20

  

ぼけ ( 木瓜 ) の花

バラ科の落葉低木植物。3月〜4月に葉より先に花をつけます。11月過ぎに咲くのは寒木瓜という。木瓜は春の季語。寒木瓜は冬の季語。
梅の花は凛として清楚であり、桜の花は華やかであるが、木瓜は地味で黙って庭の隅にこっそり咲き、自己を主張しない感じで、そこに俳人は風流さを感じ古くから詠まれている。
   木瓜咲くや漱石拙(せつ)を守るべく  夏目漱石
「拙を守もる」とは目先の利に走らず不器用でも愚直に生きることであり、漱石の生き方の信条であった。漢詩に精通する漱石が中国の文学者 陶淵明の詩「帰園田居」より 拙を守って田園に帰る(守拙帰園田)から引用したものである。
   春寒くためらいがちに木瓜の花
   陽だまりにただぼんやりと木瓜の花
   寒木瓜はぼけと言われてぼけもせず
   ぼこぼこと泡吹くようにぼけの花
かって認知症のことを 呆け( ぼけ )と言った時期があり、このように木瓜の花のおっとりした風情や認知症の呆けを意識したような歌もみられる。
最後に一句   寒ボケにピンボケ トボケ平和ボケ

カレンダー

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>

選択中の記事

カテゴリー

アーカイブ

理事長の四季の花だより

profilephoto

お花が大好きな堀江理事長が、四季の移り変わりのなかで、ふと目にとまったお花や風景などを取り上げ、日常生活で感じたことなども交えてお伝えいたします。

プロフィール

関連リンク

このブログを検索

その他

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM